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日常のトピ

たまにどヘタ漫画

エロサイト巡礼記

 

八月も終わりですね。学生諸氏は、夏休みの終わりをとても残念に思っていることと思います。有意義な夏休みを過ごせたでしょうか。かくいう私は、本やゲームに没頭して、夏の終わりを迎えました。このまま夏が終わってしまうのは悔しいので、ここいらで夏の思い出をねつ造しておきたいと思います。

 

いろいろと考えたのですが、「夏と言えばエロだ!」という結論に落ち着いたので、私の「エロサイト巡礼記」を書いてみようと思います。今回はエロ一色になると思うので、エロが苦手な人や、本当はエロが好きだけど、周囲の目を気にしてエロに興味のないフリをしている人などには、お勧め出来ません。少し長くなると思うので、本当に時間に余裕のある人だけ、ゆっくりしていって下さい。

 

エロサイトとの出会い

 

私が初めてエロサイトを閲覧したのは、18歳(ぐらい)の頃です。当時の私は、チャットにハマっており、休みの日は一日中、チャットルームに入り浸っていました。その当時の私は、語尾に「~ッス」を付けて話すのが格好良いと思っており、チャットでも、その姿勢を貫き通していました。「なんで、語尾に「~ッス」を付けているの?」と、大岡越前(HN)に聞かれると、「いや、親が・・・」と曖昧に答えて濁していました。

 

また別の日には、「部活とか入ってるの?体育会系?」と、秋山好古(HN。本人は本名だとのたまっていた)に聞かれました。私は散々悩んだ結果、「ワンダーフォーゲル部」と答えました。私はチャットルーム内で、「語尾に「~ッス」を付ける、ワンダーフォーゲル部所属の高校生」という、独特すぎる立ち位置を獲得するに至りました。今となっては、良い思い出です。

 

そんな健全な生活を送っていた私が、なぜエロサイトに足を踏み入れたのかというと、チャットルームの両脇に、エロ関連のバナー広告が張ってあったからです。当時の私は、「エロサイトには興味があるけど、なんだか怖いな」と思っていました(ウブだったのですね)。しかし、身体の内から湧き上がる「純粋な興味」には抗えません。私は、すぐさま検索窓に、「エロサイト 安全な見方」と打ち込みました。私は表示されたサイトを隅々まで検分し、有益と思われる情報は、一太郎にコピーして保存していきました。

 

一太郎に情報が溜まっていくごとに、「エロサイトへの漠然とした恐怖感」は薄れていきました。興に乗った私は、「エロサイト 安全な見方」というワードから、「エロサイト バレるわけがない」「エロサイトに見えないエロサイト」「エロサイト サイトエロ」という「攻めのワード」に転じ、着実に力を蓄えていきました。あの時の私の顔には、愉悦の色がはっきりと浮かんでいたと思います。若いって素晴らしい。

 

「機は熟した」と判断した私は、堂々とした態度でエロサイトに突入しました。そこに待っていたのは、桃源郷でした。その日のうちに、パソコンのハードディスクはエロ画像でいっぱいになり、私は恍惚感に包まれました。私は餃子の皮を包むのは得意ですが、包まれることにはまるで免疫がなく、「包まれるのも、意外と悪くない」と、しみじみ思いました。

 

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画像から動画へ~華麗なる飛翔~

 

エロサイトに初めて足を踏み入れてから一ヶ月後には、どのエロサイトを訪れても、「この画像は見たことあるなぁ」という状態になっていました。その時の私はまさに、「エロ画像鑑定人」の域に達していました。初めて訪れたエロサイトにおいても、トップページがモニターに表示された瞬間、「あ、あの人とあの人とあの人の画像がある」とわかるのです。視認するのではなく、「身体全体でエロ画像を感じる」のです。

 

私とエロ画像との間には、確かな信頼関係が築かれていました。私はエロ画像に「もう、エロ画像の世界は知り尽くしたと思う。次のステージ(エロ動画)に上がってもいいかな?」と問いかけました。エロ画像は淑女のような佇まいで、「いってらっしゃい」と優しく答えてくれました。

 

エロ動画と向き合う決心をした私は、エロ画像の時と同様、「エロ動画 正しい見方」「エロ動画 スムーズな動き」「エロ動画 行き着く先」と、様々なワードで検索していきました。一太郎のファイルが納められているフォルダ内は、地獄絵図の様相を呈していました。

 

私は仕方なく、フォルダの整理をすることにしました。大事な情報が書かれているファイルは「重要」のフォルダへ、記憶しているけど、どこか離れがたく感じるファイルは「寄り添う気持ち」のフォルダへ、という具合に、次々とファイルを取捨選択していきました。フォルダを整理し終えた私は、二重の意味でスッキリしていました。

 

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「ポップアップ広告」という悪魔

 

順風満帆に思えたエロ動画サイト攻略ですが、思わぬ難敵と遭遇するハメになりました。そう、悪名高き「ポップアップ広告」です。何気なくエロサイトを訪れると、突如として小さなウィンドウが表示され、瞬く間にモニターを覆い尽くすという、卑劣な存在です。

 

私は突如として出現したポップアップ広告に、呆気にとられていました。小さなウィンドウを消そうとしても、英語で書かれた文章が新たに表示されるのみで、何の改善にもなりません。私は「ポップアップ広告 抹殺方法」と検索しようと考え、ブラウザのアイコンをクリックしましたが、ブラウザが立ち上がる気配はまるでありません。やがて画面はフリーズして、完全に操作が出来ない状態になりました。

 

私はすぐに図書館へ行き、数冊のパソコン関連の本と、「イチロー物語」を借りて、自宅に戻りました。数時間の試行錯誤の結果、ようやく操作が可能になり、再起動したモニターからは、ポップアップ広告の姿が完全に消えていました。

 

夕方から深夜まで作業に熱中していた私は、クールダウンの意味も込めて、イチロー物語をゆっくりと読むことにしました。イチローは「センター前ヒットなら、いつでも打てる」と言ったそうです。その時の私も「ポップアップ広告なら、いつでも消せる」と独り言を言いました。私とイチローが通じ合った瞬間でした。

 

思わぬ形でイチローと通じ合った私は、ポップアップ広告を消した達成感と、深夜のハイテンションのせいもあって、屋上へ行き、素振りをすることにしました。ただ漫然と数をこなすのではなく、「しっかりと振り切る」ことを意識して、黙々と素振りを続けていきました。

 

最初はイチローのフォームで素振りを始めたのですが、その後は落合、張本、王、福留、とフォームを変え、最後は種田で締めました。その晩は股関節の痛みと共に、ぐっすりと眠りました。

 

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そして現在

 

紆余曲折を経て、現在の私は、エロサイトと丁度良い距離を保ちながら、仲良くやっています。以前のように、エロサイトに没頭することもなくなりました。没頭期の後には倦怠期があります。そして、倦怠期の後には、達観期が訪れます。

 

今の私は、エロサイトを甘く見ることも、過剰に恐れることもしません。「一つのエロサイト」として、相手の立場を最大限尊重することに努めています。私とエロサイトの境目は日を増すごとに曖昧になり、もはや自分が誰なのか、エロサイトなのか、有料なのか、がわからなくなってきています。エロサイトと一心同体です。

 

これからも私は、エロサイトと共に歩んでいくことでしょう。エロサイトが駆け出したい時は私も足を速め、エロサイトが疲れた時は、やさしくポカリスエットを差し出すでしょう。エロサイトの気持ちに敏感でありたいと思います。

 

最後になりますが、エロサイトは18歳以上でなければ閲覧することが出来ません。何故かはわかりません。きっと、自然の摂理かなんかです。焦ってエロサイトに手を出しても、ロクなことにはなりません。ゆっくりと、18歳になるのを待ちましょう。エロサイトは、いつでもあなたを待っています。

 

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