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日常のトピ

たまにどヘタ漫画

『ポケットモンスター ムーン』のレビュー

 

ポケットモンスターシリーズの7作目です。今作の舞台は「アローラ地方」です。アローラ地方に伝わる儀式である「島めぐり」を通して、主人公やその他のキャラクターの成長を丹念に描いています。

 

正直なところ、今作をプレイする前は、不安な気持ちでいっぱいでした。「首長ナッシー」や「鼻毛コラッタ」の衝撃的な姿が脳裏に焼き付いて離れず、予約注文をするかどうかで大いに悩みました。

 

しかしながら、実際にプレイしてみたら、不安な気持ちは瞬時に吹き飛びました。アローラ地方に流れるゆったりとした雰囲気に身を任せる快感は、何物にも代えがたい貴重なものでした。今作をプレイして良かったと心から思います。

 

さて、ここからは、気になった点についてつらつらと書いていきます。今作について触れる際に、絶対に避けて通れないのが「Zワザ」です。Zワザとは、アローラ地方で使われる特別なポケモンの技であり、ポケモンにZパワーを送り込むことによって、ポケモンの技を強化するというものです。

 

このZワザのネーミングセンスについては賛否両論あり、「ダサい」「ヘボい」「芋くさい」といった意見が大半を占めています。Zワザを使うたびに、「ムカ着火ファイヤー」のようなしょーもない技名が画面に大写しにされるので、虚無感に襲われます。

 

ただ、Zワザの技名に難があるのにも、確たる理由があります。その理由とは、「普通の技名と明確に区別するため」というものです。例えば、「したでなめる」のZワザが「したでなめまくる」であったり、「あくまのキッス」のZワザが「あくまのディープキッス」であったりした場合、明確な区別がつきません。明確な区別がつかないどころか、淫靡な雰囲気が漂いはじめるので要注意です。

 

その他には、ポケモンセンターの中にカフェスペースができたことにも驚きました。「ポケモンを癒すだけではなく、ポケモントレーナーも癒したい。そして、ポケモントレーナーに散財させたい」という、ポケモンセンター側の腹黒い策略を感じます。そのうち、ユニクロABCマートなどもポケモンセンターの中にできると思います。「ポケモンセンターのイオン化」は必至です。

 

今作は、今までのポケモンシリーズとは毛色が違います。「表層上の変化」だけを見て、「こんなのポケモンじゃない!」と憤る人もいますが、それは全くの見当違いです。「ポケモンの根幹」はいささかも変わっておらず、他のポケモンシリーズに比肩するほどの素晴らしい作品であることは疑いようもありません。サン・ムーンは「郷愁を喚起するポケモンシリーズ」として、ポケモンの長い歴史に燦然と輝き続けることでしょう。

 
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