日常のトピ

たまにどヘタ漫画

『つるまき町 夏時間』 コマツシンヤ

 

小学生のみつるくんが、つるまき町を舞台にして大活躍する物語です。「一夏の冒険」をほんわかとした絵柄で丁寧に描いており、「こんな世界があったら良いなぁ」と思わずにはいられない作品です。

 

主人公のみつるくんは、終業式の日(夏休みが始まる前日)にホテイアオイの精を助けたことによって「植物と話せる能力」を習得します。その結果、様々な珍事件に足を踏み入れることになります。

 

「子供の眼前にのみ現出する異形」というのは普遍的なテーマであり、ちびまる子ちゃんの中でも、「二度と辿り着くことができない幻の洋館」の話がでてきます。子供(小学生)の周囲には、「異世界への扉」が点在しています。「異なるもの(こと)」と正面切って向き合うことができる時期というのは非常に短いです。その短さが「子供時代のかけがのなさ」を担保しているのでしょう。

 

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また、この本にはオマケとして、つるまき町の地図とポストカードが付いています。とくにポストカードの出来は素晴らしく、用もないのにちょくちょく手にとって眺めてしまうほどです。つるまき町の地図もポストカードも「一夏の思い出」として大事に保管しておこうと思います。

 

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