日常のトピ

たまにどヘタ漫画

パジャマで外に出る人

 

先日、近所の個人商店で買い物をしていたところ、中年男性が店に入ってきました。私はそのとき、出入り口の近くで商品を物色していたので、その男性の通行の妨げにならないように移動しました。するとその男性は、「ありがとう。ところで、マーちゃんは中にいる?」と私に尋ねてきたのです。

 

私はその「マーちゃん」なる人物のことを知らなかったので、「ジャングルの王者なら知ってますけど・・・」と小声でつぶやいてお茶を濁しました。このときほど、ムササビ飛行術(タマタマの皮を広げて、ムササビのように空を飛ぶ術)を使いたいと思ったことはありません。まぁ、もしムササビ術を使った場合、ジャングルの王者どころか、コンクリートジャングルの亡者になってしまいますけどね(捕縛)。

 

とまぁ、脱線はこのへんにするとして、世の中にはどうも「パジャマで外に出る人」が多いなぁと常々感じています。上記の中年男性の場合、初対面の私に向かって、名前ではなく、あだ名を用いて該当者の所在を尋ねました。その中年男性は、「人によって言葉を使い分ける」ということを一切せずに、「あだ名という通行手形」を一方的に突きつけてきたのです。その通行手形の適用範囲について考えを巡らせることなく。

 

もちろん、私はその男性に対して怒っているわけではありません。むしろ、「へぇ。この人は初対面の人に対して、あだ名を用いて尋ねるのか。おもしろいな」と関心しました。これは「歩きスマホ」についてもいえることです。よく、歩きスマホをしている人に対して、「前を見て歩かないなんて危ないじゃないか!」と怒っている人がいますが、私はそうは思いません。

 

外を歩くときは、「なるべく事故に遭わないように細心の注意を払いながら移動する」のが基本です。それを「歩きスマホをすることによって、積極的に事故に遭う確率を上げている」のですから、関心こそすれ、怒ることなどありません。まともな感覚を持っている人ならば、歩きスマホなんて怖くてできませんし。そのような「蛮勇族」に近づかないように注意すれば良いだけの話です。

 

ここまで書いて思ったのですが、歩きスマホに対して怒っている人というのは、歩きスマホをしている人に対して怒っているのではなく、「歩きスマホをしている人に近づかないように注意するために支払った心理的なコスト」に対して怒っているのかもしれません。要は、「余計なコストを支払わせやがって」ということです。それなら納得がいきます。まぁ、いずれにせよ、触らぬ神に祟りなしですね。くわばらかずま。